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03 BEGINNING
感覚が重なるとき。
Brand Concept

人の想いは、どこに現れるのだろう。
私は、すぐにDesignを始められません。
まず、
何が必要なのか。
なぜ必要なのか。
誰に届けたいのか。
その先で何が起きてほしいのか。
そんなことを聞きながら、
少しずつ相手のことを知っていきます。
可能であれば、
実際に使われる場所も見ます。
店舗なら、
そこにいる人や周囲の環境まで含めて見る。
言葉だけでは見えないものが、
そこにあることも多いからです。
そして、
会話をしていると、
ふと感覚が重なる瞬間があります。
表情。
素振り。
言葉の強弱。
返事の間。
そんな小さな変化が、
どこか一つの方向へ重なる瞬間。
私にとっては、
誰かと意気投合したときの感覚に近いのかもしれません。
「この人の想いが、少し見えてきたかもしれない。」
そう感じると、
不思議なくらいアイデアが一気に湧いてきます。
こういう見せ方もできる。
こんな形も面白い。
ここは逆に、
何も置かなくてもいいかもしれない。
こんな技術も使えるかもしれない。
全部を使う必要はありません。
アイデアなのだから、
まずは出せるだけ出してしまえばいい。
そこから、
何が一番合っているのか。
何を残して、
何を削るのか。
どの方向なら、
その想いをもっと良い形にできるのか。
考えます。
たくさん感じて、
たくさん考える。
そして最後は、
考え抜いた結果を、
感じたままに提出する。
私にとってDesignは、
そんな感覚の重なりから始まるものなのだと思います。
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